50歳過ぎて急に老眼の症状が出ました。仕事が忙しい日には星を見上げてリフレッシュする習慣がある私ですが、ある日、本をやけに離して読んでいる自分に気付きました。最初はそんなものだろうと安易に考えていましたが、暫くすると文庫本の文字が霞んで見えるようになりました。
これは小説好きの私には深刻な事態です。もう画数の多い漢字などは想像で読むという体たらくですね。まあ、想像力の訓練になるやとプラス思考で考えてたりもしていましたが、どんどん目の悪さが進行すると笑ってもいられません。何か対策を施さなければ大変な事になるという思いが募るようになりましたね、流石に。
仕事柄一日10時間はパソコンと向き合う日々が数十年も続いたのも目の老化を早めてしまったのでしょうね。普段は大きなディスプレイで画面を見ているので老眼が進んでいたとは思っても見ませんでした。
これには困りました。急に将来自分の目がどうなってしまうのか不安になったのです。
そこで早速目に良いというブルーベリーを試しました。パンを食べる時にはブルーベリージャムを使う事とヨーグルトを食べるようにしたのです。
これは効果が認められませんでしたね。美味しく食べられた事だけが効果だったような気もします。お陰でブルーベリーを食べる習慣だけは残りましたが。
次にやったのは、ビタミン・ルテイン・DHAといった目に良いという食材を極力食べる事です。
特に注目したのはニンジンです。ただ、問題はニンジンが苦手だという事です。でも、そんな事は言っていられません。兎に角食べまくりましたね。あとはかぼちゃとブロッコリーとほうれん草です。これは幸い大好きな食材なので苦になりません。
それだけでは飽き足らず、クロセチンが配合されているサプリを飲んだりもしました。
どうやらそんな努力が実を結んだようで55歳になった頃には老眼の進行が止まったように思えます。仕事が一段落して前より睡眠が取れるようになったのも良かったのかもしれません。
やはり老眼には栄養のバランスと睡眠が一番効果があるのだと思います。